ご家族が亡くなったら、まず下記の手順で葬儀の前準備まで進めてください。葬儀社を決めて相談するところまで辿り着ければ、後は詳しく案内して貰えます。
1.死亡診断書を受け取る
病院で亡くなった場合は、医師が発行する署名捺印済みの「死亡診断書」を受け取ってください。
自宅など病院以外で亡くなった場合は、かかりつけの医師に連絡します。病院が休みの場合は最寄りの警察に連絡し、監察医に死因を確認してもらい、「死体検案書」を交付して貰ってください。
死亡診断書、または死体検案書は、「死亡届」と「埋火葬許可申請」の手続きに必要となります。
2.安置所を決める
病院や警察では、故人を安置することができませんので、葬儀までの間、故人を安置する場所を決める必要があります。
ここで葬儀を依頼する葬儀社を決めることになるので、希望地域にある、安置所を完備した葬儀社を探すと良いでしょう。スマートフォンなどで、希望の地域と「葬儀」で検索します。(例:「〇〇市 葬儀」)
病院や警察からも葬儀社の紹介があるかも知れませんが、ネットで調べて、近隣の葬儀社と斎場の設備などを比較してから決めましょう。
3.葬儀社に電話する
葬儀社のほとんどが、夜間の問い合わせにも応えられるよう24時間受付をしています。ご遺体の場所を伝え、寝台車で迎えに来てもらいます。
ここまで進められれば、後は葬儀社の担当者から、今後の流れについて詳しい案内が受けられます。同時に葬儀の見積りをすることになりますので、宗派や参列者の数などを考慮しつつ葬儀のスタイルを決めていきます。